「唐手道」之名称は清朝の乾隆年間まで遡ります。本會は形意拳を主に少林、太極、八卦を従に、擒拿、摔跤、打点、

養気などの特点を包含し、内外功を綜合した全能武術を唐手道(組織名称)と称しています。現在唐手道に冠をつけて

易宗唐手道、神龍唐手道と呼称されておりますが濫觴は同流、稽古内容、風格に若干の相違は見られますが宗法は完全

に同一系統となります。





古来の武術は荒々しく圧倒的な刺撃重視に偏っていました。インドより達磨が大陸に訪れた六朝時代、既に少林寺の

拳法は洗練されており、特に「少林羅漢十八手」に示されています。達磨大師の影響により修養、養生を重点とした

「忍」を知り拳法はその後著しく発展することとなりました。

近世幾多の戦乱を経てその道の泰斗、先師により人間の一生を考慮し自然の営みを精究、天與の能力を知覚それらを

拳技として写し後世他派の拳技を参考に影響を受け新たな原理を加え数多くの流儀が誕生していきました。





唐手道は多くの超級武術家により伝統武術の精髄、各派の優点を相融並進、大陸に存在しない独創形も加えられ内外功

を綜合した武術の精華を全能武術と称しております。唐手道老師傳授、日本第一代の永年に渡る研鑚により修得した

絶技を形に整理、また唐手道委員會、台北市在住南派少林拳諸大家の御教授、御協力により空手道の主要な形を解明、

現存する源流形とも照応させ実用的技撃之術を抜粋し実際応用上検討、本意を講究する。





唐手道の本源は自然を拠りどころとしており自然を始めとし自然に帰る。人間の誕生から消滅を自然から反自然と重ね

合わせ動から始まる拳法の修行訓練の最終到達点は至虚となります。練武の一般人が到達できる最上級の位置、極限は

気から神への段階であり拳技は柔軟性を帯びており功防は相手の動きにより千変万化が始まり虚々実々、乗虚攻之、

利用敵形強勢と成ります。「以心意気力合一為極目的」武術を学ぶ姿勢として重要なことは人を打つのみが第一義ならば

道理を踏み外してしまい道の追求こそが真の武術を際立たせる要諦となり根本の大事である人間完成への道となります。